2013年12月21日
2:00 PMto4:30 PM

壮絶な拷問の末、無実の罪を着せられ、13年2ヶ月を監獄で過ごしたファン・デグォン。不条理と孤独を生き抜いた彼が語る「生命平和」とは? そして、沖縄・辺野古、佐賀・玄海原発を訪れたファン・デグォンに映る、東アジアのあるべき未来とは?
「週刊金曜日」創刊20周年を記念して、本誌編集委員・田中優子さんと文化人類学者・辻信一さんをゲストに、TPP、憲法改悪、原発再稼働へとひた走る現政権を問い直す豪華トーク付きイベント。

日時:12月21 日(土)13時半開場、14時~16時30 分
会場:明治学院大学白金キャンパス本館1255教室 (定員190 名)
      (JR目黒駅、品川駅よりバス10分。明治学院大学前下車)
参加費:学生1000円、一般1500円(『週刊金曜日』本誌を持参の方は、500円割引)
映画: 「ファン・デグォンの Life is Peace with 辻信一」(75分、2013年)
対談:田中優子(法政大学教授、『週刊金曜日』編集委員)、辻信一(明治学院大学教授、環境運動家)
共催:週刊金曜日、ナマケモノ倶楽部、明治学院大学国際学部付属研究所
お申込:こくちーずサイト:https://ssl.kokucheese.com/event/entry/125408/
または電話・FAX:045-443-9461(ナマケモノ倶楽部)

■ファン・デグォン(黄 大権、Hwang Dae-kwon)

1955年ソウル生まれ。思想家、著述家、「生命平和(ライフピース)運動」活動家。1985年、身に覚えのないスパイ容疑で当時のKCIA(国家安全企画部)に拘束され、2ヶ月に及ぶ拷問の末、北朝鮮のスパイに仕立て上げられる。死刑求刑後、無期懲役の判決を受け、1998年の特赦による釈放まで13年2 ヶ月間、独房で牢獄生活を送る。釈放後、アムネスティ・インターナショナルの招きで渡欧、ロンドンで農業生態学を学ぶ。2002年、獄中から妹に送り続けた絵手紙が『野草手紙』として韓国で出版され、100万部を超えるベストセラーとなった。現在は、執筆活動の他、ヨングァン市の山中に「生命平和マウル」というコミュニティを建設しながら、エコロジーと平和の運動を展開している。

■田中 優子

法政大学社会学部教授、国際日本学インスティテュート(大学院)教授。専門は日本近世文化・アジア比較文化。研究領域は、江戸時代の文学、美術、生活文化。『江戸の想像力』で芸術選奨文部大臣新人賞、『江戸百夢』で芸術選奨文部科学大臣賞・サントリー学芸賞。その他多数の著書がある。江戸時代の観点から、現代の問題に言及することも多い。2005年度紫綬褒章。近著に『カムイ伝講義』『未来のための江戸学』『布のちから』『グローバリゼーションの中の江戸』。
   http://lian.webup08.jp/yuu/

■辻 信一

文化人類学者、ナマケモノ倶楽部世話人。明治学院大学教授。 「100万人のキャンドルナイト」呼びかけ人代表。数々のNGOやNPOに参加しながら、「スロ-」や「GNH」というコンセプトを軸に環境=文化運動を進める一方、社会的起業であるスロービジネスにも積極的にとりくむ。著書多数。最新刊に『他力・自力のしあわせ論』(七つ森書館)、『降りる思想』(大月書店)。「ゆっくりノートブック」シリーズ(大月書店)8巻に続き、「ナマケモノDVDブック」シリーズを企画。
   http://www.sloth.gr.jp/tsuji/

◎お問い合わせ
  ナマケモノ倶楽部事務局
    info@sloth.gr.jp 
    http://www.sloth.gr.jp

 

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