2013年11月17日
1:45 PMto4:45 PM

 八ッ場ダム事業はさまざまな問題が指摘されながら、いよいよ来年度、本体工事が強行されようとしています。国はダム建設によるマイナス面を語らず、群馬県など関係都県はダムの早期完成を求めるばかりです。
 取り返しのつかない事態となる前に、あらためて八ッ場ダムによって失われるもの、もたらされる災厄について徹底的に検証し、厳しい状況の中で八ッ場ダムの反対運動をいかに闘ってゆくかについて、議論したいと思います。ふるってご参加ください。

〈八ッ場ダム七つの大罪とは〉
 八ッ場ダム事業は多くの問題を引き起こしてきました。今後、本体工事が始まれば、さらに問題が深刻化することは必定です。これらの中で、特に指摘されているのが以下の七つの問題です。
 1.環境破壊 
 2.地域の破壊
 3.災害誘発の危険性
 4.歴史遺産の水没
 5.ダム湖観光の非現実性
 6.本来の治水対策がなおざりに
 7.底なし税投入

◆2013年11月17日(日)13:45~16:45
◆高崎シティギャラリー(JR高崎駅西口より徒歩10分)
 群馬県高崎市高松町35-1  TEL/027-328-5050
 http://www.takasaki-bs.jp/gallery/access.html

◆資料代 500円

〈プログラム〉
ビデオメッセージ 「吾妻渓谷カヤックの魅力」
【第一部】 「八ッ場ダム七つの大罪」 
【第二部】 「八ッ場ダム反対運動のこれから」

主な登壇者
・小野有五氏(北海道大学大学院名誉教授、サクラマスまもり隊!代表)
 「見て、歩いて、考える」行動する科学者として、北海道のサンルダム、平取ダム、泊原発などの反対運動の中核を担ってきた。近著「たたかう地理学」(古今書院)では、 千歳川放水路計画を中止に追い込んだ体験も綴られている。 

・川村晃生氏(慶応義塾大学名誉教授)
 文学者の立場から環境を考える環境人文学の分野を切り開いてきた。吾妻渓谷の景観を破壊する八ッ場ダム事業に警鐘を鳴らし、ダム予定地の遺跡保存運動でも、「ダム検証のあり方を問う科学者の会」の共同代表として第一線に立って活動。

・大熊孝氏(新潟大学名誉教授)
 利根川治水の第一人者。国交省関東地方整備局の有識者会議では、カスリーン台風洪水に関する実地調査を踏まえ、八ッ場ダム計画の根拠が非科学的であることを明らかにし、河川工学の専門家としてダム本体工事に反対の姿勢を貫いた。
 
・関口茂樹氏(元・群馬県鬼石町長)
 旧・鬼石町(現・藤岡市)の町長を5期19年つとめる。下久保ダムを抱える地域の苦い教訓を踏まえ、98~99年、八ッ場ダムへの疑問を上毛新聞に寄稿したことが、八ッ場ダムを考える会(当会の前身)発足のきっかけとなった。

主催:八ッ場あしたの会

《東京方面からの列車情報》
○ 行き 
湘南新宿ライン 新宿11:19⇒高崎13:04
上越新幹線 東京12:32⇒高崎13:26

○ 帰り 
快速アーバン 高崎17:26⇒上野19:02
上越新幹線 高崎17:28⇒東京18:20

〈懇親会のお知らせ〉 
 集会終了後、会場周辺で懇親会を開く予定です。ご参加希望の方は、下記メールフォームでお知らせ下さい。参加費:3,000円
 http://yamba-net.org/contact/

 

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