7月14日、丹沢山地南麓の神奈川県足柄上郡松田町寄( やどりき) で、「やどりき水源の森ワーク」は、集落の藍畑での作業を行なった。

 作業内容は、藍畑の乾燥を防ぐためのマルチング( 畑に藁を敷く) 作業、藍の収穫、藍の乾燥葉作りだった。男子は畑のマルチング作業、女子と子ども達は乾燥葉作りと手分けして作業した。

 地元集落と共同で手掛けている藍畑は、耕作放棄地だったところを開墾したものだ。地元集落の運営している藍染ワークショップで使うために、毎年藍を育てている。

 東日本大震災以降は、「やどりき水源の森ワーク」代表の半田貴史氏が東日本大震災の被災地支援の一環として、藍染の品々を福島県南相馬市の避難所へ届けた。

 去年の秋には南相馬で藍染教室も開催。農家を講師としたワークショップは好評だったので、今年の秋にも開催する予定だ。今回の作業もこのための材料確保が目的だ。

 藍畑のマルチング作業で敷く藁は、熊手を使って畑の周りでかき集めた。乾燥防止のためには、多めの藁が必要となる。地元の集落には用水路がなく、畑の表土が乾燥しやすいので、マルチングは非常に重要な作業だ。

 藍の乾燥葉作りは、収穫した藍の葉を茎から外して集め、葉をもみほぐして天日干しにする。もみほぐして乾燥させた葉は、藍染で濃い青色を出せる。

 葉をもみほぐす時にはビニール手袋をはめるのだが、子ども達は素手でもみほぐして手が青く染まってしまった。頑張った証ではあるが、手についた色は数日は落ちない。

 被災地での藍染教室のためには今回の収穫分だけではまだ足りない。継続して藍の葉を集める必要がある。なるべく多めに乾燥葉を調達し、被災地での藍染教室を皆で楽しんでもらえるようにしたいものだ。

 (やどりき水源の森ワーク 清嶋康伸)

 

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