12月2日都内にて、一般社団法人アクティオの2012年度助成選考会が開催された。今年で4回目、総額100万円の助成枠に5事業が応募した。

 午前11時、司会の開会宣言を受けて代表理事の温井立央さんが挨拶。「今年はHPでも告知した結果、会員以外からもいくつか問い合わせがありました。残念ながら締切に間に合わず今年は応募できない事業もありましたが、意欲的市民活動へのサポートの期待は大きいと思います。今後も助成金活動を充実させていきましょう」と語った。

 続けて前年度助成受賞者から活動報告が行われた。①限界集落の活性化のために薪割機購入の助成(50万円―やどりき水源の森ワーク)、②東北災害ボランティアバスツアーへの助成(50万円―上福岡市民連合)、フィリピンのマーシン村リンク図書館整備事業への助成(20万円―クムスタカ・リンク)が報告、全体で確認された。

 昼食をはさんで2012年度の選考会が行われた。くじ引きでプレゼンの順番が決まり、申請した5事業の代表者が次々とアピール。

 ①建設中の大間原発の敷地内「あさこはうす」周辺でロック・フェスティバルを開催する「大MAGROCK」、②沖縄東村高江でのヘリパッド建設問題を広くアピールし支援を呼びかけるイベント「ゆんたく高江」、③市民出資で太陽光発電所建設を目指す「自然エネルギー千葉の会」、④埼玉県越生町で町興しのために企画する和太鼓&ロックフェスティバル、⑤埼玉県ふじみ野市で40年近く活動を続ける障がい者と共に生きる社会をめざす「とんぼの会」は広報用のビデオ編集機器の必要性を、それぞれアピールした。

 各申請者はプレゼンを10分行い、それぞれ質疑応答が5分。その後、申請者が全員前に並んでの全体質疑応答が45分行われ、選考委員であるアクティオ会員からは活発な質問が行われた。

 そしていよいよ投票。それぞれの事業に対して承認・不承認を記すやり方だ。承認が過半数未満なら落選。過半数以上の場合は投票数の多い順に、50万円以下枠に1事業、25万円以下枠に2事業を選ぶ。

 集計が終わり、みな緊張した面持ちのなか、結果が発表された。50万円以下枠には、一昨年の助成に続いて「大MAGROCK」が決定。はるばる青森、大阪からプレゼンに駆けつけたYAMさん、武藤北斗さんは、「反原発を掲げたイベントに助成金を出してくれるなんてアクティオ以外にはありません。ありがとう!」と歓声を上げた。

 さらに得票数順に「ゆんたく高江」には20万円、「自然エネルギー千葉の会」には25万円の助成が決まり、残額5万円は、「とんぼの会」へ助成されることになった。助成を獲得した人たちへ大きな拍手が送られ、選考会を終えた。

 (編集部・渡瀬)

 

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