◎木工作ワークショップ「もくもく工房」が大盛況

 4月21日と22日の2日間、東京代々木公園でアースデイ東京2012が行われた。天気が心配された今年のアースデイは、雨もぱらつく程度で予定通り様々なイベントが取り組まれた。

 今年の新たなイベントは、福島の子ども達を会場に招き各ブースで遊んでもらうキッズウィークエンド。これは、東電・福島第一原発の放射能汚染の影響で外で自由に遊べなくなった子ども達に、アースデイ会場や自然公園で思いっきり遊んでもらうという企画。

 また、アースダイアログは今年6月にブラジルで行われる国連地球サミットに向けた企画。市民が中心となるピープルズ・サミット向けに対話(ダイアログ)をし、その声をリオデジャネイロに発信するイベントも行われた。

 その他にも、昨年に引き続いて森の現状を知り、考え、行動につなげるアースデイフォレスト、渋谷駅周辺を練り歩くアースデイパレードなど、会場は多くの人たちで賑わった。

 私たち「水と森の保全を考える・かわうそ倶楽部」は、今年もNPOヴィレッジにブース出展。2日間で延べ30人を越えるスタッフが参加した。

 東京農大のサークル「いそ部屋」の協力で木工作ワークショップ「もくもく工房」を中心に、練馬区の「ちょっとしたcafe」のオーガニッククッキーや、被災した気仙沼の託児所の子ども達が描いた絵をプリントしたTシャツとバッグ、洗剤のいらないスポンジ等々を販売した。

 また、脱原発国民投票条例の署名呼びかけや、神奈川の寄(やどりき)・水源の森ワークによるいわき市の園児の描いた絵30枚も展示した。

 キッズウィークエンドの協力ブースとして福島への支援も兼ねたワークショップ「もくもく工房」は、行列ができるほどの大盛況。メニューは、木の枝を利用したペンダント「もっくん」、竹を使った「竹ぽっくり」など。スタッフの休む暇がないほどお客さんがやってくる。

 お父さんが竹切りを手伝う親子連れ、一人で何回もワークショップに参加する子供たち、待ちくたびれるお母さんたち。2日間、参加者が途切れることはなかった。予定より多く仕入れたオーガニッククッキーも完売、若者で溢れるブースは一日中活気に満ちていた。

 また、脱原発国民投票条例のワークショップは大人気だ署名には多くの人が関心を示した。日本には憲法を除いて、特定の政策に対する国民投票制度がないことに驚く人。その憲法でさえも国民投票が行われたことがないことに、憤りを感じる人など様々な世代の人たちが署名をしていった。

 今回は、ワークショップを中心にしたブースも署名や展示で盛りだくさんとなったが、スタッフ全員がやりきった満足感で2日間を楽しんだ。

 (水と森の保全を考える・かわうそ倶楽部 松浦雅明)

◎米軍基地問題訴えジュゴン折り紙でワークショップ

 今回のアースデイ東京では「オーシャン ピープルズ」という青色のテントで統一されたちょっといい場所での出店。ジュゴン保護キャンペーンやパタゴニア、サーフライダーファウンデーションなどと一緒に店を並べました。

 主な企画は、ジュゴン折り紙のワークショップ。米軍基地建設に反対して座り込みを続ける沖縄・辺野古のテント村に届ける1000匹ジュゴンの作成をアースデイ来場者に協力してもらいました。

 2日間を通じてジュゴン折り紙は好評で、特に親子連れが「オリガミやりた~い」という子どもの声と共にひっきりなしに来店しては、かわいい折り紙を折ってくれました。子どもたちは、やはり自分の作品を持ち帰ることが多かったのですが、それでも250匹の折り紙ジュゴンが青テントの軒先に飾られました。

 私たちのブースには、辺野古と同じように基地建設(ヘリパッド)に反対して座り込みを続ける東村・高江住民を首都圏で支援する「ゆんたく高江」のゆかいな仲間たちが参加。人気のTシャツやレインボーカラーの美しい手ぬぐいなどを販売しました。

 そんな中、物販品以上(?)に来場者の注目と好奇心を集めたのが、やんばるの森を代表する「ヤンバルクイナ」と「アカショウビン」の被り物。記念にと、首から上だけ鳥になった自分の姿を、パチリパチリと写真に納めていく人が大勢いました。

 「ここは、何がテーマの店なの?」と思った方もいたのでは。環境問題をメインテーマにするアースデイですが、また海をテーマとしたエリアでしたが、私たちのブースは、どこか異彩を放ちつつも楽しい雰囲気の中で、来場者に少しは〝米軍基地問題〟に触れてもらえたのではないでしょうか。

 (グリーンアクションさいたま 渡辺栄一)

 

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