3月16日から19日にかけて東北ボランティアツアーが行われた。主催は市民ボランティアふじみ野。

 参加者は約30名。2泊分の宿泊費とバス代込みで8000円で参加できるためか、春休みを利用した学生の参加者が目立つ。遠くは岡山からの学生が参加していた。一般社団法人アクティオの助成を受け、東北ボランティア初めての参加者に利用しやすい参加料設定だ。

 初日は陸前高田のボランティアセンターの仕事。家が流された場所を畑にしたいとのことで、細かい瓦礫を撤去した。だが正午頃からのあいにくの雨で仕事は午前中で終わり。

 大船渡では障がい者のサポート事業をしている事務所を訪ねた。ふじみ野市の障がい者団体が開催した映画会の収益が寄付として手渡された。その後、三陸鉄道盛(さかり)駅につくられたふれあいスペースを訪ねる。現在、不通となっている鉄道の駅舎が地域の憩いの場として開放され、カラオケ列車や地元の人が作ったケーキなどが売られている。復旧にむけてがんばっていく意志を感じた。

 2日目は漁港の側溝の泥かき出し作業。重い石の蓋をあけて、たっぷりつまった泥をかき出す。ボランティアセンターの人から、「行方不明の人の遺体が見つかるかも…」と言われていたので、ドキドキしながら泥をかく。

 最終日は気仙沼へ。震災後に避難所にもなっていたホテル望洋を拠点に、ボランティア活動を続けている団体「ソコアゲ」の斉藤さんたちに市内を案内してもらった。陸に打ち上げられた船の前で、みんなで手をあわせ一分間の黙とう。亡くなられた方々のご冥福を祈る。ちなみにソコアゲに500円以上カンパすると、阪神大震災で復興のシンボルとなったヒマワリの種をもらえる。

 その後気仙沼復興商店街で買い物と昼食を済ませ、帰途についた。若い参加者が多いことに希望を感じたツアーだった。

 (横澤典子)

 

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