7月18日、かわうそ倶楽部主催で山仕事体験ツアーを行った。
 場所は、東京八王子の恩方にある炭焼きの里、DAIGOエコロジー村。
 広葉樹の森を作ろうと、2年に渡って植樹したところである。

 今回は、6月の檜原村に続いて2回目の企画。
 内容は植樹した苗周辺の下草刈り、チェーンソー体験と薪割り作業。

 植樹した苗を守っていくために、この時期の下草刈りは必須である。
 ツル性の草に苗が絡まれたり、伸びきった雑草で苗に日も当たらないことも。
 これらを放置すれば、せっかく植樹した苗木も枯れてしまう。

 しかし6月から9月は蒸し暑さの中での作業。
 さらに蜂などの虫刺され、漆などの皮膚の被れ等々に注意しなくてはいけない。
 決して楽しい作業とはいえないが、作業人数が多いほど時間短縮できる。

 そこで今年は、下草刈りは比較的涼しい午前中で終え、お昼と午後は楽しい企画にしてみた。
 東京農大ISO部屋、おのおのの会、くぬぎ山再生ワーク、水源の森ワークの仲間や個人が参加してくれた。

 午前10時、エコロジー村村長代理の正司さんから、エコロジー村の概要と作業内容の説明。
 簡単に自己紹介を済ませ早速、それぞれが草刈り鎌を手に鬱蒼とした斜面を登っていく。

 今年は例年より草の伸び方が著しい。先頭を切っていた私は、ジバチの巣の存在に気が付かなかった。
 「痛いっ」と、右足の膝上を一カ所刺されてしまった。
 スズメバチでなかっただけでも幸いだった。
 作業は約1時間半だがみんな汗びっしょりだ。
 10人以上でも、30数本の苗周辺をきれいにするのがやっとだ。

 お昼は、間伐材を利用して作った野外テーブルで楽しいひと時。
 囲炉裏で山口さんと横澤さんが作ったカレーだ。
 午後は、チェーンソー体験。
 指導は、講習を受けているかわうそ倶楽部の山口さん。
 去年間伐した桧を順番に玉切り。
 最初恐る恐るだった学生も「なかなか体験できないことだから面白い」と満足げだ。

 薪割りは、森林ボランティアの草分け的な「おのおのの会」の田邉さんが率先して見本を見せてくれた。
 太い丸太に何度も斧を振りかざし、数回斧を入れたところでようやく割れ始める。
 「おぉっー」とみんなから歓声があがった。

 最後に湧き水で冷やしたスイカで疲れを癒し、森を後にした。

 (水と森の保全を考える・かわうそ倶楽部 松浦雅明)