ローカルから考えるエネルギーの自給自足 長野県上田市で「自然エネルギー講座」
6月12日、長野県上田市のさくら国際高校で「自然エネルギー講座」が行われた。
主催したのは六ヶ所会議inうえだ。講師は長野市でバイオディーゼル発電に取り組む小田切隆一さん。
はじめに参加者がかわるがわるペダルをこいで自転車発電を体験。
電気のつくられる仕組みや、照明やラジカセなどの消費電力の違いを体感した。
講演で小田切さんは、電力自由化の遅れが日本の自然エネルギーの普及にブレーキをかけていることを指摘。
一方で市民ファンドなども取り入れた同県飯田市の太陽光発電の普及が、国の「環境モデル都市」に選定された例などを紹介し、自然エネルギーの導入にはその地域の特性や資源にあわせて、市民と自治体が協力して取り組むことが大事だと強調した。
後半は参加者も交えて、ソーラークッカーで煎れたコーヒーを飲みながら、地元上田でどうしたら自然エネルギーが普及するかを車座で議論。
「年間日照時間が全国的にも上位の上田では太陽光発電が有効では」といった意見の一方、「太陽光発電パネルは生産時や廃棄時の環境負荷がはたしてどのくらいなのか」といった疑問が寄せられるなど、具体的な構想をめぐって活発に話は進んだ。
(有衛奈々子)

