河内国賠訴訟控訴審第三回弁論が、5月13日11時から東京高裁で行われた。

 この裁判は2007年1月23日に起きた「詐欺」被疑事件をめぐる国賠訴訟の第二審。
 一審横浜地裁での敗訴を受けて昨年10月16日付で控訴した。

 当時反戦運動の友人3人とルームシェアをしていた私は、「詐欺罪」で神奈川県警の公安警察に逮捕され11日間勾留された。
 「詐欺」の嫌疑は、「極左暴力集団」のメンバーである私が3人で住むところを2人だと偽り、居室を「居住アジト」として使用する意図を隠して不動産業者を騙したというもの。

 しかし地裁では、逮捕を指揮した神奈川県警の警察官が、被害届は警察側が家主宅に出向いた上で書かせたものであることを認めている。
 そもそも私は家主からの要求を受けて契約しており居住以外の目的で使用したことなどもない。
 これは公安警察による政治弾圧事件なのだ。

 前回の第二回弁論から年度をまたぐこととなったが、裁判長は変わっていなかった。
 また県は家主の陳述書(『聴取報告書』)を再度提出せず、そのまま撤回した。
 代理人の川村・内田雅敏両弁護士によれば、県側に有利となるような協力が得られそうにないと判断したのではないかとの説明だ。

 書類のやり取りを確認し、今回で弁論は終了、控訴審は結審した。
 次回7月8日(木)13時20分から424法廷にて判決言い渡しが行われる。

 二人の弁護士の見立てでは、こちらにとって有利な状況のようだ。
 今回のような不当な逮捕・勾留を再び許すようなことがあってはならない。
 なんとしても賠償を勝ち取りたい。どうか最後まで関心と支援をお願いしたい。

 河内誠(河内誠国家賠償裁判原告)

 

Comments are closed.