12月19日、東京・有楽町マリオン前にて、チッタゴン丘陵和平協定の実施を求める街頭アピールと署名活動が行なわれた。

 ジュマ・ネットと在日ジュマ人のグループ「ジュマ・ピープルズ・ネットワーク・イン・ジャパン」(JPNJ)の呼びかけで、30名以上のジュマ人たちと日本人支援者約20名が集まった。この街頭行動は世界同時キャンペーンの一環として取り組まれた。

 バングラデシュでは、チッタゴン丘陵地帯に住む少数民族ジュマへの人権侵害が続いている。1997年には和平協定が結ばれたものの、時の政府に無視されていた。しかし和平協定の完全実施をマニフェストにうたうアワミ連盟が、2008年の総選挙によって 政権与党となり、和平協定実施の気運が高まっている。

 JPNJのN・S・U・マルマさんは、「私たちのふるさとでは、ベンガル人に土地を奪われ人間らしい生活が破壊されている。私たちはふるさとに帰りたいのに帰ることができない」と訴えた。

 ジュマ・ネットの下澤嶽さんは、「チッタゴン丘陵問題の取り組みの歴史の中で、今は最大のチャンスを迎えつつある。ぜひ皆さんの声をバングラデシュ市民の良心に届けよう」と呼びかけた。

 チッタゴン丘陵和平協定の実施を求める世界同時キャンペーンは、2010年3月まで取り組まれる。
 詳しくは、http://cht-global-voices.jp/まで。
 
 (森田一成)