「スクリーンから平和を願う真実の声が聞こえる」と題した東京平和映画祭が、6月12日から14日の3日間に渡って開催された。会場の国立オリンピック記念青少年総合センターは、連日大勢の人であふれた。主催は東京ピースフィルム倶楽部。映画祭は今回で6回目となる。

 第1日目はチベット・パレスチナ特集。2日目は「ウソからはじまる戦争とお金の関係」をテーマに6作品が上映。会場では「未来バンク事業組合」理事長・田中優氏がトーク。複利を止めた単利経済を提唱するなど、平和と環境に役立つ実践的方法を示した。

 印象的だったのは、田保寿一監督の『冬の兵士』。イラクからの帰還米兵が、ファルージャなどでの住民虐殺を告白。イラク戦争の実態が明らかにされる。

 『隠された被曝労働』は、日本の原発労働者を追った作品。ジャーナリスト樋口健二氏が、日本で日々生み出されている「ヒバクシャ」の現実を暴く。

  最終日のトークイベントでは、故・石井紘基議員の娘、石井ターニャさんが登壇。石井議員が追った日本の利権構造と、殺害事件の背景について、きくちゆみさんと対談。

 ジャーナリスト、ベンジャミン・フルフォード氏は米国の9・11事件の真相について発言。世界中の貯金が戦争のために使われ、そこで利益を得ている人々がいることを訴えた。

 お金と戦争、そして持続可能な社会について考えさせられる、刺激的な3日間だった。

 (編集部)

 

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