4月19日お昼過ぎ、神宮外苑銀杏並木に300台の自転車がずらりと並んだ。小さな子どもを連れた家族連れや外国人の姿も見える。ママチャリからクロスバイク、さらに本格的なロードバイクまで自転車の種類も実に様々。

 明るい日差しに新緑がはえる絶好のサイクリング日和のなか、参加者はみな楽しそうに会話しながら、東京アースデイ自転車ライドのスタートを待っている。

 アースデイに合わせて毎年4月に開催されるこのイベント。今年のテーマは「東京並木めぐり」。自転車でのんびり走りながら、意外に種類も量も豊富な東京の街路樹を楽しむコンセプト。

 開会式では主催した実行委員会スタッフが、イベントの主旨と注意事項を説明。レースではなく、自転車は車両のひとつとの認識をもって道路交通法を遵守し、車やオートバイと車道を共有し、譲り合って走ることが強調された。

 全員で記念写真を撮影し、午後1時過ぎ、いよいよほら貝の合図と共に一斉にスタート。300台の自転車は、車両規制が行われている神宮外苑を集団走行した後、一列になって一般道へ走り出した。交差点などのポイントには38名のサポーターが誘導に立ち、歩道で一旦自転車を降り歩行者に留意しながら信号を渡る箇所もある。

 コースは迎賓館から四ツ谷駅、靖国神社を経て内堀通りに入り、皇居外苑で休憩。そこから虎ノ門、赤坂見附を通ってスタート地点に戻る。一般道では一列縦隊をキープし赤信号では必ずストップする。そのため約13キロのコースを3時間近くかけてのんびり走る。

 コース目玉は、日曜に自転車専用道路として開放されている皇居前内堀通り。広々としたオープンスペースを快適に走れる場所だ。ここを走れば、日曜に限らず都心への車両流入規制をより積極的に行えば、自転車利用をもっと促進できるはずと実感できる。

 このイベントのスローガンは、「自転車に乗るだけで、毎日がアースデイ! Everday Earthday」。参加者は地球環境の未来に想いをはせながら、それぞれのペースでペダルをこいでいた。

色とりどりの自転車が一斉にスタート