アースデイ東京 原発も再処理工場もいらない! STOP!劣化ウラン弾キャンペーン
STOP!劣化ウラン弾キャンペーンは、パネルなどを展示し、劣化ウラン弾が原発の燃料の精錬過程で生じる副産物であることをアピール。イラク戦争などで使われ、地元の人々に放射性障害を引き起こしていることを説明し、イラク支援のグッズ販売も行った。
劣化ウランの危険性と共に、原発の問題も指摘。CО2の削減に寄与するとキャンペーンされている原発は、逆に海水温を上昇させCО2を発生させていることを訴える。
多くの人が足を止めてパネルを見ようと近づくと、足元のタライに一匹のカメが。
「なぜ、こんな所にカメがいるの」
皆、不思議そうにみているが、実はこのカメは静岡県・浜岡原発の近く、新野川に棲んでいたミシシッピアカミミガメ。よく見ると右前脚が小さく縮んでおり、放射能の影響が考えられる。
浜岡原発は東海地震の震源域に建つ非常に危険な原発。運転停止を求めて裁判が行われている。こうした中、老朽化した1、2号機の廃炉が決定。今年の1月30日、運転が終了した。
現在4、5号機が定期点検中で3号機のみが運転。それでも原発は冷却のため大量の海水を取り込み、温排水を流し続けている。海水と共に排出される放射性物質はストロンチウムやセシウム、トリチウムなど。さらに貝や魚が入って来ないよう海水取り入れ口には次亜塩素酸ソーダが大量に投入される。いずれも環境に対して多大な影響を与えているのは確かだ。
ブースには「ストップ再処理工場・意見広告の会」の横断幕も。青森県の六ケ所再処理工場が本格稼働されれば、原発が1年で出す放射能を1日で放出する。現在は試験運転中だが、幸か不幸かトラブル続きでまともに稼働していない。もし本格稼働すれば環境にどれ程の負荷がかかるのか。
危険な六ケ所再処理工場の本格稼働中止を求めた署名には、多くの人が応じていた。さらに5月に東海村で行われる映画『六ケ所ラプソディー』&トークへの参加も呼びかけられた。
自転車発電も設置。自転車を漕ぎ、白熱球と蛍光灯型電球の電力消費の違いをペダルの重さで体験できる仕組みだ。家族づれで挑戦する姿もみられ、にぎわっている。
劣化ウラン、原発、核燃料再処理と原子力にまつわるさまざまな問題についてアピールする良い機会になった。
