ピースアクションチームは、沖縄県辺野古海域に棲むジュゴンを保護するキャンペーンを実施しました。ジュゴン折り紙やグッズを販売し、新たな試みとして紙芝居にも挑戦。美しい海を壊す米軍基地建設の問題を分かりやすく伝えました。

 「毎月15日はジュゴンの日」と書かれたバナーを掲げ、手作りのジュゴン縫いぐるみや風船をディスプレイ。

 「ジュゴン折り紙やっていきませんか」の呼び込みを聞いて、親子連れをはじめ多くの人たちが立ち寄ります。

 「ジュゴンってどのくらい、いるんですか?」
 「沖縄には行ったことあるけど、辺野古のことは知らなかった」

 そんな人たちが、ジュゴン保護の署名に応じ、活動のインフォメーションを送るメーリングリストに登録。

 沖縄では辺野古と同じように東村高江に新たな米軍施設が建設されようとしています。現地では反対する住民たちが座り込みを続けており、アースデイ会場では、歌手のUAが高江で行ったライブコンサートを記録したドキュメンタリー映画『心(ククル)』が上映されていました。

 ブースでは高江住民のサポートとしてTシャツなどの物品販売や署名を行いました。
 今、国は反対する高江の住民ら14人に対し、妨害禁止の仮処分を申し立てた裁判を行っています。その裁判の中止を求める署名にも多くの人が快く応じてくれました。

 高江から訪れた住民の一人は、「風向きが変わってきたことを実感しました」と語ったことが印象的でした。

 世界的な自然保護機関IUCN(国際自然保護連合)は、辺野古のジュゴンや、高江のヤンバルクイナなどの貴重生物とその生息地を保全するよう、何度も日本政府に対し勧告しています。

 しかし、日米両政府は勧告を無視。海と森、そこで暮らす住民たちの穏やかな生活を破壊して基地を新たに造ろうとしています。

 物言えぬジュゴンたちの声や、地元で毎日座り込みをしている住民たちの訴えを大いにアピールできた2日間でした。

多くの来訪者でにぎわう「ジュゴン保護キャンペーン」ブース