劣化ウラン兵器禁止を求める国際行動デー STOP!劣化ウラン弾キャンペーン 谷沢健二
クラスター爆弾に続きDU弾の禁止を
11月22日、東京・文京区民センターで「劣化ウラン兵器禁止を求める国際行動デー」が行なわれた。
2001年、国連は11月6日を「戦争と武力紛争による環境破壊を防止する国際行動デー」と決議。これを受けて、ICUBW(ウラン兵器禁止を求める国際連合)は、この日を中心に「ウラン兵器禁止を求める国際行動デー」への取り組みを呼びかけてきた。5回目となる今年は東京だけでなく、大阪、京都、広島など5ヵ所で集会が開催された。
はじめに事務局の柳田真さんが主催者挨拶。「この夏、横須賀に原子力空母が配備され東京湾に原発が出現することになった。しかも空母に劣化ウラン兵器が搭載されていることは間違いない」と語る。
基調報告を稲月隆さんが提起。「12月にはクラスター爆弾禁止の調印式が行なわれます。劣化ウラン兵器も2010年国連総会で議論が予定されています。クラスター爆弾禁止運動に続いていきましょう」
続いてフォトジャーナリストの豊田直巳さんが講演。豊田さんはピースボートにのった経験をふまえ「まだまだ劣化ウラン兵器のことが知られていない」と訴える。韓国の梅香里射爆撃場で反対運動をしている地元リーダーも劣化ウラン兵器が使われていることを知らなかったという。
クラスター爆弾廃止に取り組んでいる地雷廃絶日本キャンペーンの清水俊弘さんは、「劣化ウラン兵器廃絶の運動が進んでいることに驚いています。動きはクラスターと同じ」と、国際的ネットワークを活用する重要性を語った。
イラクへの医療支援に取り組んでいるJIM-NET事務局長の佐藤真紀さんは、イラクでの医療支援を報告。「バクダッドでは保健省の機能が回復しつつある一方、バスラでは電気がこなかったり、断水するなどしている。またコレラも発生するなど依然として厳しい状況」。イラクで平和と復興プロジェクトで活動しているカーシム・トゥルキさんも発言。会場からはイラクへの医療支援として8万円をこえるカンパが集まった。
