くぬぎ山で秋の実りを収穫 グリーンアクションさいたま・里山再生ワークチーム 熊野純
里山再生ワーク 芋掘り大会
10月19日、埼玉県所沢市のくぬぎ山に隣接する畑で、グリーンアクションさいたま・くぬぎ山再生ワークチームは芋掘りをおこなった。畑は近隣の農家から借りているもの。サツマイモ作りは今年で3年目で、この日は総勢9名が作業を行った。
三富と呼ばれるこの地域で、昔おこなわれていたサツマイモ作りを再現しようと、くぬぎ山の落ち葉堆肥を畑に鋤き込んでいる。最初の1年目は豊作。2年目は慢心して手抜きをしたら、形はいびつ、小振りな芋しか採れなかった。
昨年の反省を生かし、今年は雑草取りや、蔓返しを頻繁におこなった。手を入れただけあって、大きさ、形ともに満足のいくものに育った。しかし何かが違う。芋は全部紫芋で、ベニアズマや金時にくらべると甘味が少なく、焼き芋にしてもあまりおいしくない。どうやらメンバーの千葉さんが苗の手配を勘違いしたらしい。
今さら気づいても後の祭りだが、芋を探して掘り出すのは楽しい。全部でコンテナに5箱分の芋が採れ、みんな大満足だ。
芋掘りが終わったら次は雑草取り。暖かいせいかまだまだ雑草も元気だ。草取りはめんどうだが、種が飛散し他の畑に迷惑をかけるため、きれいに手入れする。
一仕事終えて昼食。この日の料理は、調理担当の江東さんが取り寄せた讃岐うどんと、採ったばかりの紫芋の天ぷら。くぬぎ山から伐りだした薪でお湯を湧かし、うどんを茹でる。薪を使った煮炊きもすっかり手慣れたもの。ただし天ぷらは、火加減ができないのでカセットコンロを使う。焼き芋にしても甘くない紫芋も天ぷらでは結構いける。参加者全員、うどんと一緒にすべて平らげてしまった。
食後はヤマ(雑木林)の散策。落ち葉の堆肥場ではカブトムシの幼虫が大きく育っている。冬を越すまでに、どれだけ大きくなるかが勝負だから、たくさん落ち葉を食べてすくすくと育ってほしい。ヤマの奥へ行くと栗のイガが落ちている。さっそくみんなで栗拾い。小粒な栗だが形は良い。
今年もそろそろ、ヤマの手入れをしなければならない。しかし年々、木々の葉が色着くのが遅れている。落ち葉かきをおこなうのは、年を越えてからになりそうだ。
日暮れ前に、収穫した紫芋をみんなで分けて解散。家族や職場へのお土産にザックいっぱいに入れていく人もいる。サツマイモに栗、秋の味覚を堪能したワークだった。
