伝統農法で地域の再生

 10月21日、埼玉県所沢でグリーンアクションさいたま主催のサツマイモ収穫が行われた。芋掘りは去年に続いて2回目。埼玉の昔ながらの三富農法を継承し、くぬぎ山再生ワークで集めた落ち葉堆肥で育ったサツマイモだ。

 台風一過の秋空の下、畑に集合した参加者は、サツマイモの蔓が一面に広がった畑を見て、口々に「大丈夫かなぁ」とつぶやく。

 蔓が成長しすぎると「蔓ボケ」になり、芋が大きくならない。夏の気候が良かったのと、「蔓返し」をしなかったことが原因のようだ。

 「去年は大きなサツマイモがとれたが、今年はどうかな?」。収穫を始めると、案の定小振りのサツマイモが出てきた。しかし中には、長さ40㎝太さ20㎝の巨大なイモもあった。

 汗を流したあと、さっそく焼きイモを楽しむ。参加者はみな「おいしい!」と舌鼓をうつ。「来年は蔓返しをきちんとしよう」と反省の声も聞こえる。味覚の秋・収穫の秋を楽しんだ1日だった。
秋晴れのなかイモ掘り