エコ田んぼビオトープNORAが稲刈り
安全な食と環境を目指す米づくり
10月8日、埼玉県ふじみ野市の市民グループ「エコたんぼビオトープNORA」が稲刈りをおこなった。
NORAは多様な生物との共存を図る「ふゆみずたんぼ」(冬期湛水田)を目指し、昨年より米作りを始めた。2回目となる今年の稲刈りはあいにくの雨となったが、子どもから学生、大人まで総勢50名をこえる老若男女が参加した。途中から地元の障がい者グループ「とんぼ塾」も加わり、ともに鎌を振るった。
一反の田んぼを参加者が埋め尽くす。ときおり強く雨が降るので、随時休憩をはさみながら稲刈りを進める。
稲を干すための稲架(はざ)が田んぼに組み立てられ、稲束がかけられていく。たちまち一昔前の懐かしい秋の田んぼの風景がよみがえる。かすかに感じる稲の香りがすがすがしい。昼はけんちん汁と自然農法の焼き芋で体を温める。
週末の12日に市内の幼稚園児90人が稲刈りをする予定なので4畝を残す。刈り取り後の田んぼには蛙を狙って白鷺が飛んできた。
わずか一反ばかりの田んぼだが、多様な生物が住み、安全な食と環境を求める地域の人々が集う場所になりつつある。
