ビルマ民主化のため国際的圧力を

 ミャンマー軍事政権による僧侶や市民への弾圧に抗議し9月30日、東京都内で在日ビルマ人による集会とデモが行われた。主催は、在日ビルマ人共同実行委員会。

 雨の中、五反田南公園には日本人も含め、700人以上が集まった。ロンジーとよばれる巻きスカートを履いている人もいれば、カチン、カレン民族の色鮮やかな民族衣装姿も見える。

 午後1時30分、集会が始まった。まず初めに、軍事政権になる以前のビルマ国旗に敬意を表し黙祷が行われた。

 FWUBC・在日ビルマ市民労働組合事務局長のタン・スエさんは「ビルマでは僧侶は市民から尊敬されている。その僧侶を殺すとは、なんということか。ミャンマー軍事政権は民主化を求める人々ときちんと対話すべき」と訴える。LDB・ビルマ民主化同盟のミン・ニョウさんは「ビルマをよりよい国にしていくために闘い続ける」と決意を語った。

 午後2時30分、僧侶を先頭にデモ行進がはじまった。

 「独裁ミャンマー軍事政権は民主化を求める僧侶と国民に対する武力弾圧をやめろ!」「アウンサン・スーチー氏とすべての政治囚の即時釈放を!」。シュプレヒコールをあげながら、人々の長い隊列がビルマ大使館に向かう。取材中に銃撃されて死亡したジャーナリストの長井健司さんの写真を胸に掲げる人もいる。

 沿道の人々の多くが足を止めデモ隊に注目。ミャンマー大使館の前に到着すると、怒りの声は頂点に達した。中には軍事政権指導者の写真を踏みつける人もいた。

 デモ隊は大使館近くの権現山公園に到着し解散。午後5時30分からは大使館前で犠牲者追悼キャンドル行動が行われ約300人が参加した。

ビルマの民主化を求めて集まった人々