9月15日、水と森の保全を考える・かわうそ倶楽部は、東京・檜原村で倉掛共同村・囲炉裏小屋の人達とともに里山作りに取り組んだ。

 今回の作業は、5月に植樹したコナラのどんぐり周辺の下草刈りが中心。関東を直撃した台風9号の影響で沢が氾濫し、途中の山道は所々遮断されていた。

 どんぐりは、1m近くに伸びた雑草で被われていた。鎌と草刈機で慎重にどんぐりの苗木を探しながら草を刈っていく。ほとんどの苗木が根付いており、汗だくで作業した会員の顔にも笑顔がこぼれた。

 翌16日には、囲炉裏小屋から北側正面に聳える御前山(標高1405m)ハイクを実施。東京の水瓶・奥多摩湖の南に位置する御前山は、多摩川の水源の一つ。この山の植生の観察がハイクの目的だ。会員は、高山植物の観察をしながら頂上を目指した。眼下には時折、奥多摩湖も見える。

 杉や桧の人工林、コナラや栗、ホオバなどの雑木林で蝉が鳴き小鳥がさえずる。
 参加した会員は、大都市東京の雑踏から解放され、残された貴重な自然を楽しんだ。かわうそ倶楽部は、今後も檜原村の植生を継続して調べる予定だ。

檜原村で里山づくり