第1軍団司令部の年内移転にNO!

 9月1日、神奈川県米軍キャンプ座間正門前で、米第一軍団司令部移転のための移設チーム発足に抗議する緊急行動が取り組まれた。「バスストップから基地ストップの会」のよびかけで、エコアクションかながわなど地元で反基地運動に取り組む様々な団体・個人が参加した。

 当日の地元紙朝刊は1面トップで「第一軍団前方司令部設置のための移行チームをキャンプ座間内に31日発足させた」と報じた。来年秋までと言われていた司令部移転を大幅に前倒しして年内に完了させる計画だ。防衛省は8月31日に決定した来年度の概算要求で、キャンプ座間への陸上自衛隊中央即応集団の司令部移設に向けた関連予算約15億円を盛り込んでおり、日米軍事一体化のための組織再編が本格化することになる。

 午後2時、キャンプ座間正門前に集まった参加者は「司令部移転反対」と大書きされた横断幕や「基地はいらない」等の文字を縫い込んだパッチワークキルト、「Not welcome」と印字した英字ポスターなどを正門の向かい側に次々に並べていく。

 エコアクションかながわは、8月に高尾山で行われたエコラボキャンプにブースを出店し、平和への想いを緑の布に書き込んでもらった。そのグリーンメッセージチェーンを掲げ、「移設チーム発足に抗議」など思い思いのフレーズを書いたボードでアピールした。

 ゲート前の信号で止まった車のドライバーは、横断幕やボードの文字に目を留める。信号待ちの中学生達に「ワシントンからイラク戦争の司令部が来るんだよ。知ってる?」と話しかける。「えーウソ、マジ? イラク戦争まずいじゃん」「アメリカから来るの? なんでわざわざ?」との声がかえってきた。

 3時過ぎ、神奈川県大和市で開催されていた米軍厚木基地の爆音・第四次訴訟の結団式の参加者が続々と合流してくる。基地撤去を目指す県央共闘会議の檜鼻事務局長の姿も見える。

 最後に、ゲートへ向かって「Stop the war right now!」など英語のシュプレヒコールをあげる。

 4時半、年内移転を焦点化する今後の行動への取り組みを確認し、お互いをねぎらいながら解散した。

キャンプ座間前で抗議