2007とんぼの会 サマーキャンプ
障がい者も介助者も共に楽しむ
8月25日から27日までの3日間、群馬県嬬恋村にある東海大学嬬恋研修センターで、埼玉県ふじみ野市のとんぼの会がサマーキャンプを行った。
障がい者と共に生きることを目指す「とんぼの会」では、毎年サマーキャンプを行っている。32回目となる今回は約70名が参加した。
とんぼの会サマーキャンプの介助は、1対1ではなく、グループ介助を基本としている。障がいのある人もない人も、みんなで楽しむのがコンセプトだ。介助が未経験の人も、経験者と組んで参加することが出来る。
1日目の夜は天体観測。研修センターは高原にあるため、肌寒いくらい涼しい。満天の星空を望遠鏡で見ようと、事前に様々な団体に協力の依頼をしたところ、地元の「星座の学校」の人達が引き受けてくれた。当日はセンターの前に4台の望遠鏡が設置された。
「素晴らしい『星空の宅配便』になるようみんなで準備しました」。覗き込むと木星と月が見える。「うわー、すごい」。あちこちから大きな歓声があがる。
2日目は4つのチームに別れて行動。ボランティアたちが7月から企画したレクリエーションだ。ペットボトルロケットや散策、写生、ビーチボールによるサッカーなど、和気あいあいと楽しむ。
夜の交流会では、それぞれのチームが成果を発表。どのチームの企画も大成功だった。交流会では、とんぼ塾合唱団の歌が披露された。「しっかり練習した歌は聞いていて心地良い」「だんだん上手くなった」との声も聞こえる。寸劇も上演されて盛り上がった。3日目の朝、閉村式を行い帰路についた。
初めて介助を行った女性は「教えてもらって出来た。役に立ててうれしい」と笑顔で感想を述べていた。
とんぼの会では、5月からサマーキャンプの実行委員会を立上げ毎週会議を行ってきた。そうした事前の準備もあって、今回は介助者が不足気味であったものの、みんなで声を掛け合い、力を会わせて無事終了した。
