PEACE & GREEN BOAT 2007ポストイベント
石油大量消費生活は持続不可能
8月26日、新宿御苑インフォメーションセンターで「PEACE & GREEN BOAT 2007ポストイベント」が開催され、上映会とトークが行われた。主催はピースボートとEARTH VISION地球環境映像祭。温暖化とエネルギー問題を考えてもらうのが目的だ。
最初はベルギーの子ども向け環境映画『おとなりさんとわたし』を上映。エコロジーな生活をするアリと、環境問題に無頓着なセミのやりとりを通じて、無駄遣いをやめようと訴える。
続いてカナダの『エンド・オブ・サバービア』が上映される。「サバービア」とは郊外の意味。石油を大量消費するアメリカ型郊外生活が曲がり角にきていることを描く。
戦後、アメリカ人は郊外から自動車で通勤し、ショッピングモールで買い物を行うようになった。それは安い石油があって初めて可能だった。
映画は石油の減産、ピーク・オイルが逼迫した問題であると訴える。エタノールなどの代替エネルギーでも、現在の大量消費社会を支えることはできないのだ。
多くの科学者は「安い石油がなくなった時、一般的アメリカ人の生活は破滅的影響を受ける」と指摘。移動・運送手段である自動車が使えなくなり、食料生産が減産するなどの深刻な未来が次々と語られる。
最後に、エネルギーを大量消費する社会は持続不可能であるとして、地域経済ネットワークの再編や、徒歩を中心とした都市構造への転換を提起して映画は終了した。
第2部はPEACE & GREEN BOATの報告。日韓共同の船旅企画で、平和と環境問題に触れ、「持続可能な東アジア地域共同体」をつくるのが目的だ。船中でのイベントや寄港先サハリンの様子などが紹介された。
