一日も早く浜岡原発を停止せよ

 8月26日、静岡県御前崎市民会館で、経済産業省(資源エネルギー庁および原子力安全・保安院)の主催で「プルサーマルシンポジウム」が開かれた。

 中部電力は、2010年度までに浜岡原発4号機でプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料を燃やすプルサーマル計画を進めている。シンポジウムはプルサーマル導入の「必要性や安全性」をアピールし、計画の「地元合意」をえようと開催された。

 これに反対する地元住民グループは、「シンポは危険なプルサーマル計画のアリバイ作り」「原発の耐震問題を討議せよ」と訴えて、8月25・26日に街頭PR・各戸ビラ配布を行った。

 主催は「地震で原発だいじょうぶ?会」。新潟中越沖地震後、浜岡原発の安全性を疑問視した地元4市(御前崎市、掛川市、菊川市、牧之原市)の有志が呼びかけて発足した市民グループだ。

 エコ・アクションなごや、BUND環境プロジェクトのメンバーなども応援に駆けつけた。

 ビラと一緒に刈羽村住民が「プルサーマルの是非を問う住民投票」の際に作ったパンフレットの復刻版も配った。MOX燃料の危険性がマンガで分かりやすく書かれている。

 受け取った御前崎市の70代の女性は「昭和19年の東南海地震のときは怖かったよ」「子供たちのことを思うと事故が心配だ」と不安げだ。

 「プルサーマルシンポジウム」には地元住民ら524人が参加して意見を述べた。「防災センター」のケーブルテレビで質疑を観ていた「核のごみキャンペーン・中部」の安楽知子さんは「原発賛成の人でも、プルサーマルを進めてくれという人はいなかった。浜岡原発の耐震安全性への不安を訴える人がほとんどだった」と語った。プルサーマル計画の「地元合意」が得られないことは明白だった。

浜岡現地でPR活動