エコラボキャンプは新しい社会運動の実験(1)
自発性こそがしなやかで強い絆を織り上げる
8月11日、12日の両日、八王子市裏高尾町高尾山国有林内の日影沢キャンプ場において、ブント環境プロジェクト主催のエコラボキャンプが開催された。
真夏日が続く猛暑のなか、高尾山の緑と涼風を求めて総勢400名を超える人々が参加し、環境と人権、平和をテーマに活発な交流が行われた。
<環境と人権をテーマに24のブースが出店>
11日午前11時、真夏の太陽の下いよいよエコラボのオープンだ。会場受付には涼しげなバナーが掲げられ、入場者には入場料1000円と引き換えに青いリストバンドが配布される。
会場に足を踏み入れると左右にテントがずらりと並び、各ブースでは展示や物品の販売が始まっている。入口に面した下段の広場と階段を上った奥に広がる上段の広場はあわせて1270㎡。そこに合計24のブースが出店し、一番奥にはステージが組まれている。
下段広場の一番手前左手は、くぬぎ山再生ワーク。埼玉県所沢周辺に広がるくぬぎ山では、かって産業廃棄物焼却場が林立しダイオキシン汚染が問題となった。住民運動の力で煙を止め、その後緑豊かな里山として再生するワークが取り組まれた。
地元で有機農業に取り組む荻野茂喜さんは、ヤギ3頭、羊2頭をブースに持ち込み早速ヤギの乳搾りを実演。子ども連れのお母さんがチャレンジするが、最初はなかなか上手く搾れない。
強い日差しで気温はぐんぐん上昇。作務衣を着たメンバーは頻繁に打ち水して涼を得、下段広場の奥では着物姿の女性スタッフが野点を披露するなど、趣向を凝らした演出は大好評だ。
