「元気に育て」とヒナを放鳥 能勢アイガモプロジェクト
梅雨の最中の7月1日、おおさかエコムーブと大阪自然環境保全協会は、大阪府豊能郡能勢町のたんぼで恒例のあいがも放鳥を行った。雑草の育成を防ぎ、害虫を食べてもらうのが狙いだ。
当日は雨が降ったりやんだりの天気となった。最初に、あいがもをイタチから守る電柵作りの準備作業として、草刈を行う。電柵に草があたるとアースになり電流が流れないからだ。
しかも昨年から能勢町では外来種のアライグマが増えている。今まではイタチやいのししを対象に柵を作ってきたが、今後は対応を考えなくてはならない。
雨が降り出してきたところで、あいがもを放鳥する。あいがも達は田植えをした日に生まれた。例年は生後2週間のヒナを放鳥をするが、今年は1週間長く成長させたヒナを放す。毎年、雨に打たれ弱って死んでしまうあいがもがたくさんいたからだ。
今年はヒナの数も10羽減らし、30羽とした。昨年黒米が不作となった原因は、あいがもの糞による窒素過多だと考えられるからだ。
しかし、その分夏に手作業で草取りを行うことになるかもしれない。自然との対話は試行錯誤の連続だ。
