間伐ボランティアで水源林を守る かわうそ倶楽部が里山づくり
6月2日、かわうそ倶楽部の会員10人が東京・檜原村で里山づくりに取り組んだ。
作業の場所は、武蔵五日市駅から車で西へ40〜50分、標高850mの山の中腹だ。30年前までは民家があり畑として使われていた。
かわうそ倶楽部では、2週間前に当地を訪れどんぐり(コナラ)を植樹。コナラからは新しい芽や葉が出ており、根付いていることが分かった。会員の顔から笑顔がこぼれる。
午前中の作業は、下草刈りだ。苗木を雑草の繁殖から守る重要な作業だ。マムシやスズメバチ、漆に注意し、地下足袋や長靴で足元をかため、鎌でうっそうとした雑草と格闘する。
お昼は各自が用意した、お弁当やおにぎりを食べる。谷を挟んで向かいの山々の新緑がまぶしい。
午後からは、放置された杉林の間伐と枝うちに汗を流す。枝うち用のステップを足場に、初心者も高さ3〜4mの枝を楽しそうに切っている。
森林隊ボランティアに参加した経験を持つ松浦雅明さんは、枝を足場に高さ7〜8mまで昇っての単独作業。他のメンバーは経験のない若い人達に教えたり、絡んだ蔓に挑戦。皆、剪定に夢中になっている。
間伐と枝打ちにより、薄暗かった地表には、明るい陽光が差し込むようになった。畑地跡の斜面は、地面が見えるほどに草が刈り取られた。
今後のフィールド作りへのイメージも膨らみ、里山再生の一日となった。
