4月22日、落成一周年を迎えた高尾ツリーダムでアースデイが、参加者50名で開催された。
 地元のタケノコを味わい、ツリーハウスを支える樹齢80年のモミの木に感謝し、今日一日地球へ思いをはせようというコンセプトイベントだ。
 開始時間前から参加者がどんどん集まる。皆、ツリーハウスの屋根の上で春風をあびて気持ち良さそうだ。屋根の上から見えるカツラ樹林の新緑のあざやかさに歓声をあげている。
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 11時半のオープニングでは、浅川金比羅大権現(高尾山の前山)の神主さんが天狗姿で登場。高尾ツリーダム落成より一年間の無事故を感謝すると同時に、「高尾山およびツリーダムに集うものに幸いあれ」と祝詞をあげる。
 続いて虔十の会の坂田昌子代表が、「まずはモミの木に感謝」と清酒を太い幹へ注ぎ、続いて「大地に感謝」と地面にも注いでからみんなで乾杯。
 芽吹く木々の香りに包まれながら、参加者の笑い声がたえない。
  「どうしてこんなに気持ちいいかわかりますか?」と坂田代表が問う。
 「ここにはモミの木。それはイヌシデ、こちらはイロハモミジ、ミズキ、そこに生えているのはミツバツツジやアオキ。こんなにせまいエリアに針葉樹も常緑樹も落葉樹も混ざっている。ここは高尾山の縮図のような場所。人間社会と同じで多種多様なものに包まれる空間は気持ちのいいものです」
 高尾山の豊かさを破壊する圏央道についての話に参加者は「来る途中に見た圏央道の橋脚にすごく違和感を感じた」と語る。
 話のあとお待ちかねのタケノコ料理が出てくる。焼きタケノコの山椒塩、タケノコご飯のおにぎり、タケノコと地鶏の筑前煮、タケノコのお吸いものなどタケノコづくしに「おいしい!」と歓声があがる。
 満腹になったところで女性ソウルシンガーのアコースティックライブ。ライブ終了後は、高尾山の湧き水で作った豆乳白玉やオーガニック珈琲を味わう。
 夕暮れの帰路につく頃、参加者には笑顔があふれていた。高尾山とツリーダムが「大切で特別な場所」になったようだ。