地球のことを考えて行動する日「アースデイ」。
 2007年のコンセプトは「二歩先の近未来社会の提案」、アクションテーマは「エネルギー」と「食」だ。
 4月21日、22日に開催された「アースデイ東京2007」では、使用済みテンプラ油をリサイクルした植物性バイオディーゼル燃料で自家発電するなど、持続可能な社会への取り組みがアピールされた。
 会場となった代々木公園のNPOビレッジには、78のグループ、団体、企業が出展。環境問題や反戦反核を呼びかけるブースに、連日多くの人が足をとめて聞き入っていた。
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  「え―、本当ですか」。産廃業者の煙で覆われたくぬぎ山(昔)と煙が消えて太陽の光が燦々と差し込むくぬぎ山(現在)のパネルを比較して、驚きの声をあげる女性。
 「カブトムシの幼虫は入ってないの?」。ケース内の落ち葉堆肥を残念そうにみつめる小学生。
 ダイオキシン騒動に揺れた所沢市くぬぎ山での再生ワークや西多摩郡檜原村での森の保全を紹介するのは、〈グリーンアクションさいたま/水と森の保全を考えるかわうそ倶楽部〉だ。
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 隣では〈エコアクション虔十の会〉が、マサイ笛を吹きながら「SAVE Mt.TAKAO!(高尾山を守れ)」と呼びかけている。
 両ブースに並べられた、地元農家提供のじゃがいも、タケノコ、自家製梅干しはもちろん「無農薬」「無添加」。
 かわって、米陸軍キャンプ座間がある神奈川県から参加した〈エコアクションかながわ/森住卓写真展実行委員会〉は、来場者に「米軍再編反対」をアピール。店内は、緑の三角布に米軍基地の返還・縮小を願うメッセージを書き込む人々でいっぱいだ。担当者が「このメッセージをつなげて基地を包囲します」と約束する。
 向かってのブース、「STOP!劣化ウラン弾キャンペーン実行委員会」前には、「夫は劣化ウラン弾に殺された」「この眼で見た、汚染された大地」と題した旧ユーゴ劣化ウラン被曝調査の看板が立てかけられ、ひときわ注目をあびている。
 「あなたがたが調査したの?」「内部被曝ってどういうこと?」。次々と立ち止まって質問する人々に一つ一つこたえるキャンペーンのメンバーたち。白血病で苦しむイラクの子供達への支援カンパにと、バッジやTシャツの売上も上々だ。
 シビックアクション千葉は、千葉市のオーガニック・レストラン「アース・カフェ」の協力を得て、「アースデイキッチン」のコーナーの一画で出店。パレスチナから届いた地ビール、タイベビールを販売した。
 喉を潤すビールはメインディッシュのベジタブルカレーとともに人気を呼んでいた。