市民に隠れてパトリオット搬入が行われた
3月30日午前4時半頃、入間基地に迎撃ミサイルパトリオット3(PAC3)が配備された。
雨が降る中、市民団体約30人が抗議を行った。
PAC3は自衛隊基地では初めての配備となる。
午前4時、入間基地の正門前に次々と警察の車があらわれ、閉鎖されていた正門が開けられる。
機動隊員が抗議する人びとを排除し隊列で壁を作ると、剥き出しのパトリオットを荷台に載せたトラックが、2〜3台ずつ計15台ほど門の中に入って行った。
抗議の参加者は「PAC3では私たちの安全を守れない」「自衛隊がアメリカ軍と一体化するだけだ」「ミサイル配備は周辺国に対する威嚇。危険が増すだけ」と、目の前にいる機動隊員や自衛官に訴え、次々と運びこまれるトラックへシュプレヒコールをあげ続けた。
パトリオットの搬入は当初29日と報道されていたが、急遽30日に変更された。
搬入日の変更については報道機関には知らされていたものの箝口令がしかれていた。大手の報道機関だけが前もって基地内に入り、正門の内側から報道をしていた。
この日抗議に集まった市民は「憲法に保障された正当な抗議行動さえ封じ込めようとする政府に対しては世論を盛り上げ闘い続けなければならない」と訴え、より多くの人々にPAC3配備の実態を知ってもらうことが肝要だと語っていた。
